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『弁護士のくず』コストパフォーマンス勝負だったか

いままで突っ走ってきた新人弁護士の武田(伊藤英明)の挫折がありいの、それにからめて九頭(豊川悦司)と徹子(高島礼子)が関わった昔の裁判の回想がありいので最終回らしい最終回でした。

ただキャストのしょぼさはあいかわらずで、メインの離婚裁判がV6坂本と畑野ひろ子、過去の事件の被告に小木茂光ともう一人の弁護士・川田に佐野史郎。王道的にはついでに川田弁護士との遺恨に決着をつけるべきだったと思うのですが、それは前回のラストから目立つ楽屋落ちの中で匂わすパート2にひっぱるのか。(楽屋落ちもいささかやりすぎだとは思うけど、おれもあっちに出たかったといいながら「逃げる場所はありませんよ」と決めゼリフを言うのはいけてた)

さて、最終回まで見て思うに『弁護士のくず』の意図はコストパフォーマンスの追求にあるんじゃないでしょうか。人気俳優をかき集めて高視聴率をめざすよりも、そこそこの俳優で悪くない視聴率をめざす。費用対効果としては似たようなもの。

そういう意図ならパート2をつくればより効果が高まるので、再登場の可能性は高いですね。

『ギャルサー』パート2はウマコ探し…はないな

前回のラストでガス爆発にまきこまれた進之助(藤木直人)、行方不明パターンか?と思ったら、意識不明の重体。そういえば行方不明パターンは3ヶ月前の『喰いタン』で使っていたな。しかしガス爆発を伝えるニュースで「カウボーイ一名が重傷を負いました」ってなんだ?

ハリケーンでちょっとだけ行方不明だったジェロニモ3世(古田新太)が日本にやってきて、進之助を救うための儀式を。しかしそのために5つのアイテム(一番高い空を飛ぶ鳥の羽、一番深い海で眠る貝殻、一番急な崖に咲く花、一番青い羽根を持つ蝶、そして一番美しく飛ぶブーメラン)を集めなくてはならない。でギャルたちがそれを集めにいく…という、いきなりの王道展開。
東映制作だったらアイテムを集めるだけで数回かけてるな、時代劇映画のころからこういうのが大好きだから。現在の戦隊『轟々戦隊ボウケンジャー』でも毎週、宝物(プレシャス)を追っています。とりあえず毎週、違った宝物だけど、そのうち3つか5つか7つかの宝物を集めると大きな力を得られるものを探すシリーズに突入するに違いない。

ということで甦り、渋谷を去る進之助たち。

芋子は結局、進之助の母



だった。あっさり流しましたが無理矢理意外な展開で盛り上げるよりよかったかな。
しかし最後まで謎だったのはなぜ進之助やジェロニモ3世が交通手段として米軍を使えるのか?よくわからん。

まあ、バカバカしさもここまで極めるとよかったんじゃないでしょうか。

『中学生日記』金八先生の原点登場

今回のゲストは父親役で利重剛。

利重剛といえば、俳優であるとともに『BeRLiN』『クロエ』などの映画監督で、故・鷺沢萠と結婚・離婚し、元プリプリの今野登茂子と再婚などいろいろあるのですが、『中学生日記』との関係でいえば、脚本家・小山内美江子の長男であることがはずせません。

利重剛が学生のころ同級生がたくさん小山内家に遊びにきて、そこでお母さんにはなした内容が元になり『3年B組金八先生』ができたという、ある意味『金八先生』のキーマンなのです。
そのあたりのことは小山内美江子が右に紹介している本にくわしく書かれてます。

自らも81年に小山内脚本の『父母の誤算』で問題児役でドラマデビュー、いろいろあった「いつみても波乱万丈」のゲスト向きな人生です。

『てるてるあした』荻野目慶子は子どものころ福田麻由子だったか?

前回でにおわしていたやす子は実は照代(黒川智花)の母、慶子(昔はやすこと読んだ)という意外な展開。だからいままで幽霊と思っていたけど、残留思念でもないな、成長しなかったドッペルゲンガーというべきなんでしょうか。かなり意外な結末に向かっています。

いままで謎の人だった母・慶子、久代(草笛光子)の死が近づいている中、「てるてるあした」メールの返信に応えて登場。最終回はどういうことになるのか?

さて、母・慶子を演じるは魔性の女・荻野目慶子、だれもそんなことは気にしてないとは思うけど、やすこの福田麻由子は似ているか?荻野目慶子、昔から活動していて、いま見られる一般的なところでは向田邦子の『阿修羅のごとく』で八千草薫の娘役で16才のころにでています。それを思い出すと、福田麻由子というよりは沢尻エリカという感じかな?

子どものころに福田麻由子だった、というと薬師丸ひろ子の方がいいような気がします。『野生の証明』のころのただ者でない目ヂカラが共通しています。

『ギャルサー』君子豹変す2

いままでは高田純次キャラでおもしろがっていただけの土谷だったが、前回のラストからキャラ豹変、ギャルたちのたまり場の家主だったことから家賃を大幅値上げして締め出しをはかる。

そのため、たてこもり騒動に発展。なんで土谷が豹変したかというと、前回にレミ(鈴木えみ)にぶんなぐられてかつて反戦フォークソング集会でなぐられた想い出がよみがえり、ギャルたちもちょっかいだされた方がおもしろいんじゃないか?とわかったようなわからないような理由でであっさり撤退。まあ高田純次のキャラらしいといえばらしい。(フォークソングならなぎら健壱をキャスティングした方がよかったかも)

イモコ探しの方はサキ(戸田恵梨香)の本名がサキ子で


が芋に見えていたという理由で、やはり一番女優のメインがイモコだったのか、とうっかり納得しかけたら、渋谷に来た時期があわない、ということに気がつき振り出しに。やっぱりか!

そして進之助(藤木直人)はガス爆発、ジェロニモ(古田新太)はハリケーンに巻き込まれ、どうなる最終回?。

予告編予想としては芋子は今回、一人たそがれていた前商店会長・柳下(生瀬勝久)か。古田新太と生瀬勝久は関西小劇団友だち(新感線とそとばこまち)だし。

『プリマダム』君子豹変す

以前、畠山(内藤剛志)が嵐子(中森明菜)を裏切ったのは病気のことをしって一芝居うったんじゃないか、と予想しましたが外してしまいました。

今回、畠山がようやく病気に気づき、かつ裏切ったのは気の迷いであっさり改心、匿名で病室に花を贈る……どうよ?この生ぬるさ。高太郎(古田新太)が一人単身赴任を決意するのも、家族がそれをしって一緒に熊本にいくことを決意するのも、笑子(神田うの)と店長(加藤雅也)が主役をゆずるのも『プリマダム』の作戦世界としては許容範囲ですけど、内藤剛志ぐらいはビシッとしてほしいな、ビシッと。

次回、最終回は発表会生放送。どんなことになるんやら。どう転んでも生ぬるいと思うけど。

『弁護士のクズ』不良のデブの代名詞、脇知弘も普通になりました

目撃者(脇知弘)が「あの公園はのぞきがでる」といった時点でネタはわかりましたが、元暴力団員(小川直也、ハッスルの運営団体の黒い噂が問題になっているだけに軽くヤバい?)にケンカのやり方をきいたり、のぞきを女装のおとりで引っ張り出したり、女子大生情報網の使い方など真相への迫り方がそれらしくなってきました。

また、できちゃってた婚約者(酒井彩名)とか徹子(高島礼子)が担当していた婦女暴行事件の父親などの周辺エピソードも充実。

最後の法廷でのヒッカケ方もよく、ここにきてパターンができあがってきました。しかしのってきたと思ったら、再来週でおしまい。3ヶ月は短い……。パート2希望。

『ギャルサー』「芋子」ちゅうのもありえねー

全体をバカバカしく構成しつつもその中に教訓的なことを織り込むというのが『ギャルサー』の基本パターン。初回以来それを続けていると見ている方もだんだんなれてきてバカバカしさも教訓もインパクトが落ちてきましたが、今回は初回以来のインパクトですね。

探し求めていたイモコはギャルサーのリーダー、レミ(鈴木えみ)だった。本名が小野妹子、子どもの頃から名前のせいでいじめられたトラウマで「イモコ」と聞くと反射的にいいパンチを振るい、今週はまた世間が「こいも」を連呼すると「いもこ」に変わり、「もっこりもこみち」も「いもこ」に聞こえ…と「イモコ」を連発するため街でもサークル内でも殴りまくる(無茶な展開だ)。

さらに姉の小野小町(三浦理恵子)は名前の通り実はスーパー美女で、かつては妹のことなど気にせずブイブイいわせていたが秋田さんと結婚すると「秋田小町」となることに気づいて妹の気持ちがわかり、髪型を変えてメガネをかけただけでブスということになり潜伏して妹を守ろうとしていたのだった(いまどきメガネっ子マニアも多いぞ)。

進之助(藤木直人)とオマワリの一ノ瀬(佐藤隆太)はコンプレックスをなくすためにレミの前で「イモコ」を連発、現実から逃げるなのメッセージを。

で、オチはジェロニモ(古田新太)の捜すイモコは妹子ではなく「芋子」だったという、なんじゃそりゃ。すげえくだらなかった。世間に受け入れられるとは思えないけど、個人的にはけっこう好きです。

『クロサギ』これまででもっともいいデキ

今回がいままででもっともいいデキでした。

まず題材が役所で公務員のフリをしてだます「成りすまし詐欺」で、これまででもっとも一般的視聴者が引っかかりそうなネタで、こういうことがあるから注意しよう、という啓蒙になってます。シロサギ(片平なぎさ)とのだまし合いも説得力ありました。

それに連続ストーリーの方で桂木(山崎努)がコーヒー豆をひきながら「いよいよダメだな、もう捨て時かな」とひく機械のことをいいながら黒崎のことを暗示していることや、氷柱(堀北真希)が黒崎に夕食を持って行き、食べてもらえると喜んでいたら陰で捨てられるといった描写がなかなか深いですね。

今回よかった要因はおそらく演出がベテラン、大岡進Dだったこと。シブいのをつくる人で『家栽の人』なんか好きです。4月段階の予定では撮る予定でなかったと思いますが、なかなかいいヘルプでした。

『ギャルサー』イモコという名前だったのか

シンノスケが捜している少女・イモコ、「イモコってヘンな名前」っていわれるのはボケで、ジェロニモが自分の妹のことを「妹子」と呼んでいるんだと思ってたら、本当にイモコという名前であったということにようやく気がつきました。そりゃいじめられるわ。

今回のメインはリカ(岩佐真悠子)で、実は サキ(戸田恵梨香)の通う南都下(「なんとか」ではなく「みなみつげ」)高校の生徒会長だったという。

岩佐真悠子のキャラが今までのイメージから生徒会長というよりギャル色が強いだけに、ギャップがなくてインパクトにかけますね。まだ戸田恵梨香の方があっていそう。

『ギャルサー』全体の失敗点として「ギャル」をやるという時点で世間一般のイメージとしてみんな似たような感じになりキャラ立ちが難しいこと。この中で一番キャラがたってるのはさすが元モー娘。リーダーで矢口真里。

これに反省したのかどうかはわかりませんが、この枠の次回作、長瀬智也主演の『マイ・ボス マイ・ヒーロー』での若手女優のメインは、完全左右対称顔の美女『ローレライ』香椎由宇に、ブスキャラができる『風のハルカ』 村川絵梨、それにキャリーオーバーの新垣結衣。このくらいキャラがはっきりしていないと。

とばされた『ディロン〜運命の犬』

『ディロン』第2話は巨人−ロッテ戦が35分延長で、遅れるのかと思ったらなんと放送休止。

理由はおそらく11時からの『チャングムの誓い』の方を重視したからでしょう。同じ枠で『冬のソナタ』を放送したとき、野球延長で夜中に放送したら視聴者の年令層が高い韓ドラだけにかなり批判されてましたから。

やれやれ。こんなんだったら最初から休めばいいのに。来週も巨人−西武戦中継があるな。

『プリマダム』ジキルとハイドか内藤剛志

いままではいろいろあるけどみんなでバレエをやりましょうね、と(よくも悪くも)生ぬるくも進んできたこのドラマ。
佳奈(黒木瞳)の方は相変わらず発表会めざしていますが、嵐子(中森明菜)の方に急展開がありました。いままでバレエ団の実務を取り仕切っていた畠山(内藤剛志)、嵐子に愛を告白してふられたことからバレエ団を乗っ取ってしまうといういままでのタッチと違った展開になってしまいました。

内藤剛志、昔から俳優として活動していますが、ぼくが初めて認識したのが82年というからもう四半世紀前か、NHKドラマ人間模様、灰谷健次郎原作の『太陽の子〜てだのふあ』で主人公の小学生・ふうちゃんの大人の友だち「ぎっちょんちょん」から。

この役について内藤剛志は「こんな善人役でいいのか?」と悩んだと後に語っていました。その後、売れていくペースはものすごくゆっくりで、一般的にブレイクしたのは94年の『家なき子』の父親役。デビル内藤としてです。

その後はいい人、悪い人、できる人、そうでもない人と役に応じて幅の広いところを見せていましたが、今回は「できるいい人」から「できる悪い人」に途中で変えてきたか……。

ただ、ほんとに悪役になったのか?というのも少し疑問が。嵐子の病気のことをしって遥生(中島裕翔)との関係がよくなるように一芝居うっているという可能性もありますね。

『ディロン〜運命の犬』やはり動物ものは強い

今年初めから『氷壁』『繋がれた明日』『マチベン』と続けてきたNHKドラマ枠。なかなか視聴率があがりませんでしたが、『ディロン』であっさり倍ほど増えました。先週、裏のフジ系で放送の『旭山動物園』といい動物ものは強い。

内容的にも妙に犬を妙に擬人化したものにせず、犬に愛情を注ぐ妻(樋口可南子)、動物が苦手な夫(大杉漣)、大型犬にきびしい世間、状況を冷静に見つめる獣医(関口知弘)とバランスがとれた配置です。

演出は『大地の子』などNHKで数々の名作をつくった岡崎栄、作品的にも『盲導犬クイールの一生』に続く路線で安心して見ていられます。

ただ、2,3話とナイターの後になり放送開始時間がはっきりしないのが困ったもんだ。『マチベン』で前がナイターの時はめずらしく延長がなくてびっくりしたけど、幸運はそうは続かないような。

『ブスの瞳に恋してる』火の用心?

今回気になったのはラーメン屋に最近ちょくちょくくる客(山下真司)の言動から店長(室井滋)が自分に気があるのか?と誤解したら、おなじく客の俳優・日野陽仁に「どこかでお会いしましたっけ」と気になってたというだけだったという。
日野陽仁は実際の俳優の名前、前からワンポイント的に出演していたけど、このギャグのために登場していたの?ショーむなあー。

日野陽仁、もっともメジャーなのは『八丁堀の七人』の七同心の一人かなあ?昔からちょいちょい見ていたけど、初めて印象に残ったのは日本版『バックドラフト』のテレビ朝日『炎の消防隊』。消防隊で「ひのようじん」かよっ、と。

本筋のはなしはいわゆる「昔の恋人」パターン。ほとんどどうでもいいなあ。

『弁護士のくず』弁護士も俳優も事務所は重要です

日本テレビアナ盗撮事件のおり、タイミングよく?電車内でのチカン事件。容疑者の黒田(沢村一樹)の友人(深水元基)が平井堅風だったところでオチは読めました。内容は合格点だけど、もう一歩ひねりは必要かな。

ドラマにおける「沢村一樹祭り」は『マチベン』と『ニコニコ日記』再放送は終わるも、まだ続いていて、『刑事どん亀』は継続、『マチベン』で検事だと思ったらこの『弁護士のクズ』で容疑者、今までポスターだけの出演だった『てるてるあした』では来週本格的に登場する模様。

ドラマに強い芸能事務所「研音」で男優のエースは唐沢寿明、次が反町隆史・竹野内豊でその次は年功序列的には沢村一樹だけど、も一つブレークしないので力が入ってます。このままだと速水もこみちに追い抜かれるし。
友人役の深水元基も研音、あっ、平井堅もだ。

視聴率は前回からさらに上がって視聴率最下位争いから完全に抜け出ました。盗撮事件とか豊川悦司の映画『愛の流刑地』主演などもあるけど、伊藤英明『海猿』大ヒット公開中の影響が一番おおきいか。

『弁護士のクズ』レギュラー出演者の都合がいい方に作用した

豊川悦司、伊藤英明コンビのからみがメインのはずだけど、今回はちょっと違う。

九頭(豊川)を「お父さん」だという少女・美月がやってきて、二人で本当のお父さんを捜すために動き、武田(伊藤)は妻が夫に対し子どもは不倫して生んだので本当の親を認知させて金をとりたい(複雑な状況だけどこれで伝わるか?)という依頼を担当。

これはおそらく伊藤英明が『海猿』公開のプロモーションのため忙しかったためこうなったんでしょうね。親子関係をテーマに重ね合わせる構成でおもしろくなってました。

これまで『弁護士のクズ』はキャスティングがしょぼいな、金かけてないな、という感じだったけど、今回はしょぼさを反省したのか伊藤英明が忙しい穴埋めなのか、豪華といわないまでもコマをたくさんそろえてきました。

娘は『風のハルカ』の少女時代の村崎真彩、死んだ母親が和久井映見、育てたおじさんが小市慢太郎、死んだ母が働いていたカフェのマスターが中条きよし、本当の父?が川崎麻世、依頼事件の夫婦が猿岩石・有吉と矢部美穂。

その効果かどうか、視聴率も前週比2.6%アップしています。次週からはもとにもどるんだろうけど、美月は九頭が育てることになるなどちょっと変わりそうです。

また和久井映見がこれだけの出演というのも考えられない、最終回に向けてどう絡んでくるのか?

『おいしいプロポーズ』#1レクサスを使いたかったのか?

春ドラマの最後にやっと登場。まってた甲斐はぜんぜんなく、予想通り小出恵介のヤングセレブというのが極めて説得力なし。キャビンアテンダントが騒ぐような魅力があるとは思えません。この枠の前作、『輪舞曲』に引き続き速水もこみちだとなんとかなりそうですけどね。橋爪功も連続出演だし。
ヤングセレブという設定、どうもスポンサーのトヨタのために「レクサス」を使うようなドラマをつくりたかったんじゃないか?という気がする。

「想い出の料理でもてなす」というのは手あかがついたパターンですけど、それでもベテラン清弘演出が手慣れたかんじでまとめて、長谷川京子の魅力は十分でていました。小林麻央のおかげで演技もひきたってるし。

『富豪刑事デラックス』第一話:たしかにデラックスになってる

前シリーズは神戸邸は主に屋敷の中の描写しかなかったのが、今回はいきなり広大なお庭での朝食で象やラクダまでいる。お着きはお世話係の鈴木松江(市毛良枝)ぐらいだったのが、ぞろぞろいる。捜査会議も焼畑署捜査係の面々だけだったのが、『踊る大捜査線』に勝るとも劣らないぐらいの規模になっている。正月の『芸能人格付チェック』の朝日放送だけに料理も豪華。
新しいドラマ枠ということで予算もあがっているんでしょうけど、それ以上にCGを効果的に使っているので、思うほどはかかってないかもしれません。

キャスト面ではなかなかシブ豪華で、事件関係者の江守徹、清水紘治、伊武雅刀、警察上層部の浜田晃、須永慶もそれらしい。ただ父親役の夏八木勲の出番がちょっと少ないのと、そのようわからんライバル・瀬崎龍平役の原作者・筒井康隆がいなくなっているのがちょっと残念。

トリック面ではダイヤモンド強奪事件と華道家元の後継者争いからくる殺人事件と関係なさそうな2つの事件がどうからんでくるのか、次回のお楽しみにということで。

『医龍』Karte02:なぜか持ち直した

初回は酷評しましたけど、期待せずして見た今回、なぜかちゃんとした医療ドラマになってる。脚本、演出など主要スタッフ同じなのに不思議だ。

考えられるのは、ゲストが末期患者役の加藤治子とその夫役の井川比佐志という一流のベテラン俳優であること。NHKならこの設定で二人が主役のドラマをつくれるぐらい。この状況で、そうそうへんなことはできないとスタッフも気合が入ったのか?

この線でやれば見る価値ありますけど、まだまだ油断はできません。ナリチューです。

『アテンションプリーズ』Story1見所はエンディングタイトルバック

紀比呂子の『アテンションプリーズ』とか『スチュワーデス物語』に共通するキャビンアテンダントものヒットパターン、落ちこぼれ訓練生が厳しい指導で成長していくというのをやりたいんでしょうけど、にしてもあまりにひどすぎる。

落ちこぼれにしたって前の美咲洋子や松本千秋には熱意があった。こんどのは初回の最後では熱意がわいてきたようだけど、最初はなかった。なんでそんなのが、それもあんな面接で試験に受かるんだ。松本千秋も試験のデキは悪かったけど熱意で通っていた。

これではみんな「やっぱりJALのレベルは落ちた」と思われるのは間違いない。

見所はエンディングタイトルバックで上戸彩が歴代制服を着るところでしょうか。

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