神崎昭夫(平田満)が2年ぶりに実家に帰ってくると母・福江(加藤治子)は不在で実家の様子が違っている。さらに中国人留学生からは泥棒と間違えられ、その後にきた男・荻生直文は母とつきあっている風である。荻生のはなしによると母は留学生のボランティアをしており実家はその事務局になっているという。他のボランティア(いしだあゆみ、渡辺えり子)もやってくる中、突然、木部富幸(段田安則)が殴り込んでくる。昭夫は自動車メーカーのリストラ担当で、木部は友人なのにリストラされたというのだ……
と、ほとんどが実家に人が出入りすることで展開されるドラマ。二兎社・永井愛の名作舞台のドラマ化、演出もなんとなく舞台的です。内容がありながらかつドタバタですごくおもしろいですね。
この土曜ドラマ枠、昨年の『魂萌え!』といい、主演の年齢が高い方がはまります。主演の加藤治子・84才、以下・平田満、竹下景子、段田安則、益岡徹、渡辺えり子、きたろう、いしだあゆみ、児玉清と並ぶすごいキャスト。これだけ集められるのはNHKドラマが昭和の頃ものすごくおもしろかった時代を支えて、今も関連会社のNHKエンタープライズにいる岡崎栄演出(『天下御免』『マリコ』の演出、『大地の子』の脚本など)だからでしょうね。
舞台がほとんど実家だから収録が楽なのかと思ったら、公式サイトで「演出にあたって」を見るとさにあらず。狭いセットの中でものすごく苦労したとのことでした。
最年少は段田安則か益岡徹のどっちかだな、と調べるとともに50才だけど益岡徹56年生まれで段田安則57年生まれなので、ちょっとだけ段田安則が若い。
平均年令を計算すると59.875才。満年齢だから余り日数を考えると60才越えてるな。と調べているうちに気がついたけど、謎?の留学生を演じていた中国人はどこからつれてきたんだ、と思ってたらちゃんとした女優、小山萌子31才で年令を下げてくれました。
天津生まれのクオーターで北京語をしゃべれ、永井愛の二兎社舞台にもでているのですね。そういえばどこかでどこかでみたことあると思ったら『ウルトラマンメビウス』序盤の悪役、ボガールの人間体でした。
