いやー、今どき熱い教師のドラマでした。これが実話ベースというのがまたすごいですね。現実とどう同じで、どう違っているのか?ということも気になりますが、きっと大筋ではいっしょなんでしょうね。そうじゃないとこんなドラマは作れません。
特に教育実習にきた初回、最初は「夢を語ってくれ」といってもみんなさめていたのが、写真をとることで距離を縮めて、最後はみんな争って夢を語るようになるところが圧巻。
今年、ここまででぼくがおもしろかった連ドラを3つあげるとこれと『エジソンの母』と『ちりとてちん』。『ちりとてちん』も落語修行のはなしだし、これらのドラマに共通するテーマは「いかに教え学び育てるか」でその答えは「信じて黙って見守ること」。
もっともおもしろかった単発スペシャル『野だめカンタービレSP』もスランプの野だめが、普通だったら愛の力でよみがえるところを、千秋先輩に頼らずに自ら立ち直るんだから同じですね。みんな同じことを言っているところをみると、現在の日本で重要なテーマなんでしょう。
しかし同じ熱い教師でも定番の『金八先生』は卒業も近いというのにぜんぜん盛り上がっていません。この違いはなんなのか?わからないけど、興味深い課題です。
最後に、『フルスイング』のよさは毎回とびだす名台詞によく現れているので抽出しときます。
「夢は君らが迷ったとき、道を照らす星になってくれるんじゃ」
「きみらの夢を応援しとる人間がな、この世に最低1人はおるっちゅうことをぜひおぼえておいてほしい」
「結局は子どもたちが自分で答えを見つけるしかありません」
「大きな耳、小さな口、優しい目で待つんですわ」
(うざいといわれて)「わしにはホメ言葉じゃ」
「アドバイスは答えじゃありません、結局は子どもたちが自分で答えをみつけるしかありません。立ち止まってたら答えはみつけられんです。立ち止まらせないためにほめる」
「才能とは逃げ出さないこと」
「わしらは学校で先生というチームを組んでいる仲間です。チームメイトを信じんで何を信じますか」
「ソッ(口ヘンに卒)啄同機、卵が孵るときに親と子、師匠と弟子のタイミングが合うことが理想の指導ということです」
「わしゃどんなにうざいといわれようがあいつのそばについててやりたいんです。あいつには逃げずにちゃんと前を向いてほしい」
「苦言を呈したものは大きな責任を伴うことになる。時にその言葉は相手の人生を左右しかねない。人にものを教える資格のあるほんものの教師になること。なかなかむずかいいものですぞ」
「あきらめん気持ちこそ気力じゃといいたい」
「気力は人を思うことで強くなる、思われることでもっと強くなる」