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『SCANDAL』主婦向けファッション雑誌
4人の主婦(鈴木京香、長谷川京子、吹石一恵、桃井かおり)が共通の知人・白石理佐子(戸田菜穂)の結婚式で出会い、直後に理佐子が失踪したことから始まるこのドラマ。『デスパレートな妻たち』に似ているとか『セックス・アンド・ザ・シティ』を下敷きにしているとかいわれています。
個人的には日本のドラマだからこないだまで放送していた『四つの嘘』(四人の同級生の内の一人が事故死しして残りの三人が再会する)を思い出します。
比較するとキレイ度は『SCANDAL』の方だろうけど、魅力という点では『四つの嘘』の方が勝ってますね。『SCANDAL』鈴木京香のつまらない主婦役は見ててほんとにつまらないだけだけど、『四つの嘘』の寺島しのぶのつまらない主婦役はつまらないのを追求しているうちにどこか突き抜けてしまいおもしろいというかかわいいというかの線にまでいってます。桃井かおりが主演だったら永作博美に対抗できたかもしれないけど、ちょっとあのポジションでは力をフルには発揮できませんね。

『四つの嘘』が「婦人公論」的生々しさなのに対して『SCANDAL』は主婦向けファッション雑誌にとどまっているという感じでしょうか。ファッション雑誌的なのは4女優がみんな化粧品のCMキャラだというのにも現れています。鈴木京香と吹石一恵が資生堂、長谷川京子がコーセー、桃井かおりがマックスファクター・SK-II。あれ、番組スポンサーに花王がついているのに傘下のソフィーナ、カネボウのCMキャラがいない。

もう一つ「あれ」と思ったのは河合ひとみ(長谷川京子)が連れてきた美容師・川島礼二・キャストを見ても植田浩望って誰?と思ったら桜塚やっくんの素顔だったのか。

テーマ:秋の新ドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

『流星の絆』こんな風にドラマ化するか?!
TBSが東野圭吾ミステリをドラマ化だし、『白夜行』みたいな感じになるのが定石だけど宮藤官九郎脚本だしひねってくるだろうな、とは予想していました。しかし見終わって思わず本屋に走りました。こんな原作なのかどうかを確認するため。
買って帰ってパラパラめくって見た限りは大筋では似たようなはなしのようです。サムライ商法でだまされてだまし返すエピソードもあったし、「カナダからの手紙」みたいじゃなかったけど。(ところで池津祥子は『マンハッタンラブストーリー』の「赤いトレーナーの女」みたいな出演パターンになるんでしょうか?)

普通だったら重い復讐譚にしかなりそうにないところを、えらい明るくドラマ化したのがクドカン脚本としてはめずらしくあたって『風のガーデン』を破り、この時点の秋ドラマ初回最高視聴率、信じられん。

今後のポイントになりそうなのは柏原刑事(三浦友和)が後輩刑事に「どっちが普通かわからないだろ」というカレー問答。「みんな自分が普通だとおもっているんだよ、だから普通じゃないことをやらかした時もムシャクシャしてとかそういう普通のことしかいえねんだよ。普通の奴があそこまでやるか?やらねえよ」
まったくもってその通り。むかし「雑煮」について周囲に聞きまくって「普通の雑煮」なんかないという結論に達しました。雑煮は極端にしても、なにごとでも人によって描くイメージは違うと思います。それがドラマのテーマにどう効いてくるのか?

ともかく、見る方が思っているイメージを裏切ってくれるドラマになりそうです。

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『ギラギラ』長期的な信頼関係を築け
水商売ものドラマは『嬢王』『夜王』『黒い太陽』『女帝』など近年ハズレがなく『ギラギラ』も楽しめました。
ハズレがない理由はイケメンに美人を違和感なく登場させられる、気になる業界の内幕がわかるなどがありますが、大きな理由として顧客サービスについて直接的に描ける、ということがあるんじゃないかと思います。
『ギラギラ』の顧客サービス的ポイントは短期的に金を落とさせるのではなく、真に顧客のことを考えることにより長期的な信頼関係を獲得しろということですね。ただ目標の三人目の指名客、浅丘美砂(戸田恵子)が大きな化粧品会社の社長というのはベタすぎる気はしますが。

しかしみんな新人高齢ホストの動静を気にしているこのホストクラブ、あんまり顧客サービスできていそうにないなー、公平(佐々木蔵之介)から学ぶことがたくさんありそう。

ところで公平と再会した深見マネージャー(田中要次)、「いま店は?」と聞かれて「あるよ!」って『HERO』のバーテンか!

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『小児救命』現状を正しく描いてほしい
この枠で病院の小児科を扱うのは96年の『小児病棟・命の季節』、04年の『電池が切れるまで』に続いて三度目。すべてにかかわっている五十嵐チーフプロデューサーがやりたいと思っているテーマなのか、それとも必ず『渡る世間』の裏で放送されているから、若いお母さんに見てもらう戦略として取り上げているのか?

それはともかく、今回は主人公・青山宇宙(小西真奈美)が30才にして理想の小児科医療を目指してクリニックを立ち上げるという設定からややコメディ風味なんじゃないかと思っていましたが、この枠の小児科ものの前例に従い、どシリアスでした。

そうなると理想をいうのもいいんですけど、現状の問題点をどこまで描けるかがポイントでしょうね。問題点は多方面からの軋轢の中にあるんじゃないかと思います。
啓翠会総合病院の柾(陣内孝則)は宇宙を見守りつつも「病院にはそれぞれ役割というものがある」といい、森崎院長(名高達郎)は青空こどもクリニックからの三次救急患者の移送を受け入れないと宣言。またクリニック内でも小夜子先生(渡辺えり)もスタッフのシフトが最初から崩れているのをみて「病院はコンビニじゃない」「ここで仕事を続けるかどうか考えさせて頂きます」というけど、みんな決して意地悪でいっているんじゃない。それぞれの立場から医療のことを考えていっているんだから、机上の理想に流されずその理由をきちんと描いてほしいところ。

難しい問題なんだから解決策までは期待していません、現状を正しく描いてくれれば十分なのですが。

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『セレブと貧乏太郎』シンプルでおいしい卵かけご飯
上戸彩がセレブで上地雄輔が明るいワーキングプア。これだけはまる設定を与えたらおもしろくなるだろうとは思っていましたが想像以上におもしろい。

想像以上のポイントは単なるコメディじゃなく「ありがとうといったことがあるのか?」とシンプルだけど強いメッセージがあること。

そのメッセージのキーになるのがシンプルでおいしい「卵かけご飯」というのもいいですね。卵かけご飯が流行ったのは専用醤油の発売が話題にた頃からでしょうか。
先日、卵かけご飯で町おこししている岡山県美咲町にいってきました。卵かけご飯に目をつけたのは日本に広めたのは同町出身で明治のジャーナリスト岸田吟香だったという説があったことと卵は西日本最大級の養鶏場があり米はもちろんあるし醤油の醸造場もあると原材料がすべてそろっていたこと。ご当地グルメブームですけど、卵かけご飯というシンプルなものを打ち出した目の付け所がいいですね。味ももちろんよかったです。

それに国仲涼子もはまってる。『ちゅらさん』以外で国仲涼子が生きているのは『結婚できない男』とこれぐらいでは?このぐらいのポジションが安心して見ることができます。
美咲町の卵かけご飯

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『チーム・バチスタの栄光』重大事件なのか?
原作が「このミステリーがすごい」大賞受賞作で評価が高いだけにドラマの内容もしっかりしています。

しかし見てて気になるのは、東城大学医学部付属病院はチーム・バチスタと心療内科と院長、ほか看護師数人以外にどれだけの人が働いているのか?ということが見えないということ。
もうちょっと人がうようよする感がないと大病院が舞台に見えませんね。フジテレビの木曜22時枠の『白い巨塔』『医龍』『コード・ブルー』、今の『風のガーデン』だと大病院に見えるんですが。演出の違いなのか予算の問題か?

さらにバチスタ手術の連続失敗もなんか大した問題に見えません。それは大病院に見えないというのも理由だし、また問題を三ヶ月の連ドラで解決しようとしているから。よくいえばじっくりだけど、スピード感不足で緊迫感がありません。ドラマの中の時間軸は違うんだろうけど、視聴者からするとやはり三ヶ月かけてるような感覚があります。

連ドラの形よりスペシャルドラマの方がよかったんじゃないでしょうか?映画版もコミカルな演出で緊迫感不足らしいですし、これはまず原作を読んだ方がいいんでしょうか?
『ブラッディ・マンデイ』これまでのあらすじをわかりやすく説明できるか
伸び盛りとはいえ初主演の三浦春馬(朝ドラ『ファイト』の時は線が細かったけど立派に成長しました)に女優の一番手は『ライアーゲーム』に続いて謎の女役がよく似合う吉瀬美智子、俳優の名前重視の最近のドラマとは違う傾向でキャスティングよりドラマの内容重視を目指しているようです。

制作側が『24』日本版を狙っているようで、予算の違いもありまともには比較できないけどマイクロソフト、Yahoo!の協力もありハッキングシーンなどそれなりで(プロにはツッコミどころがあるようですが)「日本版」を名乗る資格はありそうです。


裏切りが相次ぎ誰が真の敵かわからないタイプのドラマは結末をちゃんと落としてくれればいいんだけど中途半端に終わるとむかつくんですが(たとえば『ケイゾク』、最近では『SP』)これは原作があるし、そんなひどくはならないと期待しましょう。とりあえず気になるのは同級生の九条音弥(佐藤健)が敵か味方か、というあたり。

内容は心配ないとして今後の最大のポイントは「毎回の冒頭でこれまでのあらすじをいかにわかりやすく説明するか」ではないでしょうかね。そこそこストーリーが込み入っているだけに、新しい視聴者を呼び込むために再放送やこれまでの総集編も放送するでしょうけど、冒頭でのわかりやすい説明は重要です。ベタにナレーターが要領よく説明するというのも必要じゃないでしょうか。
『スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜』Hey!Say!JUMPファンもこれでいいのか?
Hey!Say!JUMPの4人主演で、教師をなんとかしようというのはこの4月の日テレ系スペシャルドラマ『先生はエライっ!』と同じ。『先生はエライっ!』は全体にゆるい感じでイマイチ。だから同じHey!Say!JUMP主演でもそれなりの手をうってくるんだろうな、と予想してました。
ところがよけい悪くなってる。最初は教師が書類作成などに追われたり、評価の問題で生徒に向き合えなくなっているという教育の批判を散りばめ、教師のキャストも端役まで個性的な面々をそろえていて意外にまともなドラマかと。
しかし学校の統廃合問題がでてきたあたりからわけがわからなくなってくる。統廃合される場合、中長期的に学校よくしようというモチベーションは落ちるとか生徒が動揺するということはあるだろうけど、教師は評価もあるしそうは手を抜けんでしょう。

さらに転校生の三人。しったふうな顔をして教師に説教するけど説得力がありません。『有閑倶楽部』みたいに、まず三人が「スーパー転校生」であるということを描く必要があるでしょう。IQ200の天才とかスポーツが超高校級だとか親が文科大臣とか

そもそも初回を見て誰が主役かといって内容および出演時間からして杉虎之介(上地雄輔)にしか見えません。見るのはHey!Say!JUMPファンが中心だろうにそれでいいのか?

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『サラリーマン金太郎』前シリーズよりくさみはない
高橋克典主演、TBS系で99〜04に4シリーズ放送され映画化もされたドラマをテレビ朝日でリメイク。10年たたないうちに別の局でドラマ化というのはめずらしい事例です。移籍理由は公式には「TBS系の9時台放送ではケンカシーンの表現がおさえられけど、テレビ朝日の金曜ナイトドラマ枠だと過激にできる」からだそうです。主役は高橋克典の事務所の後輩で、『特命係長 只野仁』では弟分役の永井大ということを考えると移籍を主導したのはたぶん所属事務所のケイダッシュなんでしょう。大島社長役の柴俊夫も同事務所所属だし。

正直言ってTBS版の『金太郎』、制作会社の木下プロ独特の演出がどうも苦手であまりおもしろいとは思ってませんでした。今回はMMJでくさみのない演出。『只野仁』も制作するなどコミック原作も手慣れていて、原作の味をかなり忠実にドラマ化していて素直に見ることができそうです。

ただ永井大の金太郎は高橋克典に比べるとちょっと苦しいか。高橋克典は最初の金太郎の時に、今ほどではないにしてももうちょっと大物感があったように思います。永井大がどこまで成長できるかが新シリーズとなるかどうかのポイントでしょう。
『風のガーデン』最後のドラマになってしまった/本当になるのか
はからずも緒形拳さん追悼ドラマになってしまった『風のガーデン』。倉本聰の代表作の一つ『前略おふくろ様』で母親役の田中絹代がドラマ中の告別式の11日前に亡くなったことを思い出します。偶然といえば偶然でしょうけど、倉本聰作品はドラマ中に主要登場人物を殺すことで劇的効果を高めることが多いので、そのためこういうことになる可能性も多いんでしょうか。
それはともかく緒形拳、初回の出番はそれほどないものの存在感のある演技でさすが。

主演の中井貴一も主人公が優秀な医師というと理想にもえているか、金や権力志向かの両極端なのが多い中、普通のキャラをいかにもいそうな感じで演じています。

主人公が麻酔科医というのもめずらしい。麻酔科医といえば日本初の麻酔手術を行った『華岡青洲の妻』ですけど、タイトル通り妻が主人公。渡辺淳一原作の『麻酔』というのもあったけど、妻(高橋恵子)が手術後の麻酔から目覚めなかった夫(渡哲也)が主人公(麻酔科医は片岡鶴太郎)。それをとりあげたのは麻酔科医不足で泉佐野病院が最高で年収3500万で募集したことの影響でしょうね。
それに患者の二神(奥田瑛二)が自動車メーカーの関連企業買収騒動の黒幕というのは、村上ファンドが豊田自動織機の株大量取得からですね(フジテレビのニッポン放送問題への恨みというのもあるかもしれない)
こういう社会問題も取り込んでいるんですが今ひとつ添え物という感じでリアリティが感じられません。富良野在住の倉本聰、こういった問題からやや距離があるからでしょうか。まあドラマの中の時間が今年の4月からなのでなんとか成立しています。現在進行形ドラマだったら株価暴落でどうしようもないところだった。

テーマ的には父と息子の関係が軸、これは『北の国から』の主軸であるし、その後の倉本脚本の連ドラ『優しい時間』『拝啓、父上様』もそうだった。繰り返し語られるテーマを「最後のドラマ脚本」といっている中でどう描いていくかがポイントですね。
ただ「最後」とはいっていても宮崎駿のごとく『もののけ姫』から、最後だ最後だといいつつ作り続ける「引退興行を何度も行うプリマドンナ」パターンがありますのでどうなるかわかりませんが。

テーマ:風のガーデン - ジャンル:テレビ・ラジオ

『七瀬ふたたび』予想以上に「少年ドラマシリーズ」
いやー予想以上に「少年ドラマシリーズ」になっていました。「少年ドラマシリーズ」は昭和50年代にNHKが放送していた小中学生向けのドラマシリーズ。その中でも第一作の『タイム・トラベラー』(原作は筒井康隆の『時をかける少女』)をはじめとしたジュブナイルSF路線が人気があり『七瀬ふたたび』も79年に放送されたもの。オリジナルを見た感覚がよみがえるいいリメイクです。

本作のキーマンはたぶん制作統括の遠藤理史P。初のメイン演出『リバースアンドプレイバック』は時間ものSF、2000年に演出を担当したドラマ愛の詩『六番目の小夜子』もかなり「少年ドラマシリーズ」でした(『七瀬』初回のサブタイトル「そして扉がひらく」は『小夜子』最終回と同じ)。

全体に緊迫した中で親友・真弓瑠璃(柳原可奈子)が出てくるところだけほのぼのとしてよかったのですが、ここでも少年ドラマシリーズが仕込まれていて、瑠璃は出会ったころの七瀬を「謎の転校生」みたいな〜、といっていますが、これも少年ドラマシリーズで放送された眉村卓原作『なぞの転校生』が元ネタ。さらにいうと『六番目の小夜子』初回サブタイトルでもあります。

もう一つ関連がありそうなのが2001年放送のNHKドラマ『光の帝国』、原作は『小夜子』と同じく恩田陸で超能力者の孤独がテーマ、そしてヒロイン(前田愛)の父親が小日向文世というところがつながってます。

火田七瀬役は原作ではすごい美人で少年ドラマシリーズ版の多岐川裕美がピッタリなんですが、蓮佛美沙子も映画『バッテリー』出演や『転校生〜さよならあなた』主演などジュブナイルものの雰囲気を持っているだけに悪くない。
残念なことも一つ、初回で死ぬ母親役は多岐川裕美に特別出演させなくっちゃ。

テーマ:七瀬ふたたび - ジャンル:テレビ・ラジオ

『OLにっぽん』この枠で現実をつきつけられてもつらい
初回を見た感じ、元ネタは2007年9月3日放送のNHKスペシャル『人事も経理も中国へ』のような。

取材先は通販のニッセン、人事、経理のマニュアルにできる仕事をアウトソーシング完了。次は総務を、というのを取材。ベテラン総務マンは最初は懐疑的だったが中国人女性が仕事への姿勢を見て考え方をかえて協力し、最後は自分の仕事を確保するため新たに資格を取るというあらすじ。初回を見た限りでは『OLにっぽん』と重なります。

ドキュメンタリーやNHKの土曜ドラマだったら厳しい現実をそのままつきつけられても心の準備ができます。しかし『ハケンの品格』以来、変わったヒロインキャラでヒットする日本テレビ水曜22時枠でもろに見せられるとちょっとつらい。いちおうコメディ調にはしているものの製造業だけでなく属人的なことも中国に仕事をとられるのかと気持ちがブルーになってしまいます。

どうすればいいのか?例えば中国側をいい人ばかりにせずに、自分の利益のみを追求する一派を入れたらどうでしょうか。ヒロインといい中国人が協力して一派を追い出し、ともに会社をよくしていこう、という展開が今の日本人感情としては落としどころじゃないかしらん。

『OLにっぽん』の結末はNHKスペシャルと同じ感じでしょうかね。中国にすべてをもっていかれないようにマニュアル化できないサービスレベルを上げていく。一部の日本旅館が「おもてなし」で海外からのお客様を獲得するようなイメージで。

それにつけても富士田部長のわけのわからん関西弁はなんとかならんもんでしょうか。浅野ゆう子は神戸出身だし大阪府池田市が舞台の朝ドラ『てるてる家族』の時は問題なかったから、演出の指示でそうしてるんでしょうけどね。

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『夢をかなえるゾウ』スペシャル版はいらない

原作に忠実な小栗旬主演の単発ドラマ「男の成功篇」と原作のコンセプトを引き継ぎながら主人公を女性にした水川あさみ主演の「女の幸せ篇」の初回を同一日に放送するという史上初の試みがウリ。

それぞれの内容はそこそこまとまっていたと思いますが、スペシャル・連ドラ版初回の同一日放送という戦略はどんなもんでしょうか。「男の成功篇」を見たことでだいたい「女の幸せ篇」も手がみえてしまったような気がします。
目標は「モテ」ですけど、たぶん最終回は「玉の輿をねらうんじゃなく、自分で歩いていける女になる、そのことがいい男をひきつけることにもなる」という結論になりそうな気がします。そうすると「男の成功篇」と似たような課題になるんじゃないかと思います。

視聴率的にはスペシャル版が8.1%、連ドラ版初回が7.1%と小栗旬主演のスペシャルとしては低いが0時近くに始まる連ドラとしては悪くない数字。低いながらもスペシャル版があったから話題性が出て連ドラ版の視聴率がよかったんだという意見もあるでしょう。
でも両方見た意見としては一つ一つ課題をこなして成長していくというストーリーからしても連ドラの方がなじみがいい。スペシャル版は不要で連ドラとして原作にそった「男の成功篇」を放送して、好評ならパート2としてオリジナルの「女の幸せ篇」を制作するという手順の方がよかったような気がします。

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