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『中学生日記』アーカイブス:8年の時代は大きい

今年度の『中学生日記』は月イチで旧作の再放送をするアーカイブス企画が始まりその1回目。

再放送されるのは8年前、98年放送の「ゆずり葉の季節」。

中学2年、剣道部員の岩田麻由美に主将の岸本先輩は厳しくあたる。しかしそれは岸本先輩が麻由美の実力を評価しているためで、次の主将にと思い鍛えているのだった。
やがて麻由美は主将になり、はじめて岸本先輩のことがよくわかるように。

8年の時代の流れは大きく、今と比べるとマジメな、昔ながらの『中学生日記』というイメージですね。舞台は今の東桜中の前、伝統の名北中、先生は昨年度で勇退の竹本孝之・矢場先生の前、いとうまい子の仲川先生。

アーカイブス企画、最初からいきなり古いのを始めるとみんな面食らうので、だんだん古くしていくそうです。70年代後半ぐらいからビデオが残っているそうで、どんな作品が飛び出してくることか。

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『警視庁捜査一課9係』第1話:緊張する職場です

昨年『はぐれ刑事純情派』が終了したテレビ朝日水曜9時の刑事ドラマ枠。半年『相棒』をやるのはもはや定番化。昨年夏にやった柴田恭兵/寺尾聰の『刑事部屋』は今年帰ってくるのか、というのも気になりますが、また新作の『警視庁捜査一課9係』。

凶悪犯罪や不可解な殺人事件を担当するために新設された9係という設定ですが、その割には係長の加納警部(渡瀬恒彦)は自ら捜査をせずに部下任せにしていて上司や周囲から煙たがれるキャラ。どちらかというと窓際的ポストのように見えるんだが。実は凄腕なのは当然として、さらに上層部に実力を認める人がいるパターンか?

部下は村瀬(津田寛治)と志保(羽田美智子)、青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)の2チームに別れて張り合っている、特に出世を目指す村瀬とエリートが嫌いな青柳が仲が悪くかなり緊張関係にあり、この枠の刑事ものとしてはめずらしい設定です。

そんな中に新人として浅輪(井ノ原快彦)が入ってきて、どのように9係が変わっていくかというのが全体のテーマなんでしょうかね。

その他のキャストで注目は離婚した畑野ひろ子が矢沢刑事の妻役で復帰。ダンナに刑事やめて仕事手伝ってという売れっ子マンガ家役。メガネをかけて萌え~をねらっているのか?

『おいしいプロポーズ』#1レクサスを使いたかったのか?

春ドラマの最後にやっと登場。まってた甲斐はぜんぜんなく、予想通り小出恵介のヤングセレブというのが極めて説得力なし。キャビンアテンダントが騒ぐような魅力があるとは思えません。この枠の前作、『輪舞曲』に引き続き速水もこみちだとなんとかなりそうですけどね。橋爪功も連続出演だし。
ヤングセレブという設定、どうもスポンサーのトヨタのために「レクサス」を使うようなドラマをつくりたかったんじゃないか?という気がする。

「想い出の料理でもてなす」というのは手あかがついたパターンですけど、それでもベテラン清弘演出が手慣れたかんじでまとめて、長谷川京子の魅力は十分でていました。小林麻央のおかげで演技もひきたってるし。

『富豪刑事デラックス』第一話:たしかにデラックスになってる

前シリーズは神戸邸は主に屋敷の中の描写しかなかったのが、今回はいきなり広大なお庭での朝食で象やラクダまでいる。お着きはお世話係の鈴木松江(市毛良枝)ぐらいだったのが、ぞろぞろいる。捜査会議も焼畑署捜査係の面々だけだったのが、『踊る大捜査線』に勝るとも劣らないぐらいの規模になっている。正月の『芸能人格付チェック』の朝日放送だけに料理も豪華。
新しいドラマ枠ということで予算もあがっているんでしょうけど、それ以上にCGを効果的に使っているので、思うほどはかかってないかもしれません。

キャスト面ではなかなかシブ豪華で、事件関係者の江守徹、清水紘治、伊武雅刀、警察上層部の浜田晃、須永慶もそれらしい。ただ父親役の夏八木勲の出番がちょっと少ないのと、そのようわからんライバル・瀬崎龍平役の原作者・筒井康隆がいなくなっているのがちょっと残念。

トリック面ではダイヤモンド強奪事件と華道家元の後継者争いからくる殺人事件と関係なさそうな2つの事件がどうからんでくるのか、次回のお楽しみにということで。

『医龍』Karte02:なぜか持ち直した

初回は酷評しましたけど、期待せずして見た今回、なぜかちゃんとした医療ドラマになってる。脚本、演出など主要スタッフ同じなのに不思議だ。

考えられるのは、ゲストが末期患者役の加藤治子とその夫役の井川比佐志という一流のベテラン俳優であること。NHKならこの設定で二人が主役のドラマをつくれるぐらい。この状況で、そうそうへんなことはできないとスタッフも気合が入ったのか?

この線でやれば見る価値ありますけど、まだまだ油断はできません。ナリチューです。

『アテンションプリーズ』Story1見所はエンディングタイトルバック

紀比呂子の『アテンションプリーズ』とか『スチュワーデス物語』に共通するキャビンアテンダントものヒットパターン、落ちこぼれ訓練生が厳しい指導で成長していくというのをやりたいんでしょうけど、にしてもあまりにひどすぎる。

落ちこぼれにしたって前の美咲洋子や松本千秋には熱意があった。こんどのは初回の最後では熱意がわいてきたようだけど、最初はなかった。なんでそんなのが、それもあんな面接で試験に受かるんだ。松本千秋も試験のデキは悪かったけど熱意で通っていた。

これではみんな「やっぱりJALのレベルは落ちた」と思われるのは間違いない。

見所はエンディングタイトルバックで上戸彩が歴代制服を着るところでしょうか。

『トップキャスター』第1話「トップ」とタイトルにつくとヒットしない?

『トップスチュワーデス物語』とか『恋するトップレディ』とか近年「トップ」とタイトルのついた連ドラはヒットしないんですが…(『バス・ストップ』とかそういうのは除く、『バス・ストップ』もイマイチだったけど)

ストーリーはいろいろツッコミどころはあるけど、豪華なキャストをそれぞれ似合った形で使っているので月9として合格点というところでしょうか。
気になるのは二点、椿木春香(天海祐希)のことを飛鳥望美(矢田亜希子)が1回目にしていい人だとわかってしまうことと月9としてはお仕事に走りすぎて恋愛要素が少ないところ。

前者はしばし、いい人のようにも思えるが違うかもしれない、というすったもんだが欲しいところです。後者は、レギュラーに恋愛要素が少ない代わりにメインエピソードが玉の輿婚なんでしょうか。今後は蟹原健介(玉木宏)と結城雅人(谷原章介)が春香と望美にかんでくるんでしょうか。

まあそこそこヒットちゅうところでしょうかね。

『ギャルサー』#1鈴木えみだけようわかりません

『クロコダイルダンディー』か『警部マクロード』か(そういえばデニス・ウィーバー、先日亡くなっていました)そんな感じかな、と思っていたのですが、予想をはるかに越えて北島進之助(藤木直人)が世間からずれまくっている。あれじゃカウボーイのカッコをしたアメリカ先住民(言い換え)、というのもアメリカ先住民に対して失礼なぐらい。

根本テーマはそんなイノセントな心の進之助視点から現代日本を見て、今回では「ウザイ、死ね」と簡単にいうのは間違っているというメッセージをくるんで出しているわけですが、そのくるんでいるコロモがコッテリしてて、ついメッセージを忘れてしまいそうになります。。

ただ、この枠『ごくせん』『女王の教室』『喰いタン』とヒットしていますが、それらに共通するのは大人も子どもも両方引きつける、というところにありました。しかし『ギャルサー』では大人はきつい。少なくともギャルの主要キャストの顔の区別がつかないような人はついていけないんではないでしょうか。わかるとスッと入れるんですけどね。

あー、くだらんおもしろかった。

『ウルトラマンメビウス』第2話 ホーク1号は傑作だった

初回で幼稚園のウサギを助けたメンバーをGUYSメンバーとしてスカウトするのと、戦闘機ガンフェニックス登場編。

16才になったらGUYS入隊の資格試験を受けられる設定で都合よくみんな受験して合格している。どんな試験なんだ?
ガンフェニックスはガンウィンガーとガンローダーが合体。GUYS司令室にさりげなくしらじらしくウルトラホーク1号のミニチュアが置かれていたことからみて、半年後には3機目の強化メカでて合体するとみた。

ガンフェニックスの最大の武器は過去に宇宙人が残した技術を応用したメテオール、オーバーテクノロジーちゅうやつですか。昔のウルトラマンの続きなんだから、具体的になんの技術を応用したかはっきりさせる方がよかったんじゃないでしょうか。

アイハラ隊員のウルトラマンに頼らず怪獣を倒そうという姿勢はいいですね。過去のこの手の隊で最高に自分たちで怪獣を倒したのは科特隊だと思いますが、それでも武器開発担当のイデは「ウルトラマンがいればぼくたちはいらないんじゃないか?」と悩んでました。それに比べるとその後は……

『中学生日記』ブロガー必見!「パクリ・クリック」

中学3年の酒井啓太郎は春休みの宿題・読書感想文をインターネットからパクって書いたら、学校長賞を受賞してしまう。話題を呼ぶ中、啓太郎は耐えきれず告白、さらに黒川先生(みれいゆ)が他の人にも疑惑があるとして「全員再提出!」といったためクラスは大波紋になり議論白熱し啓太郎はますます立つ瀬がない。

パクリについての議論がものすごくおもしろくて
「他の教科ではネットで調べようという課題もある」
「参考書見るのといっしょ」
「みんな苦労して書いている」
「感想文にばかり時間かけてられない」
「ただ楽したいだけだ」
「効率的な勉強方法っていってくれるー」
「自分で考えることを放棄してない?」
「きれいごとじゃん」
「すべての芸術は模倣からはじまるっていう」
「だからあんたが作った曲ってもろミスチルなんだ」
「違う!リスペクトだ」
「作文には自分の考えとか自分らしさが必要なんじゃないかな」
「そもそも優等生的意見しか書けないんじゃない?先生が見るんだから」
「自分を見つめる目的がある」
「それだってだれかの受け売りじゃないの?」

議論の中心になった「ディベートの女王」矢津田真緒はなかなかいいキャラしてます。今年度活躍してくれそうですね。

実話ベースということで、ドラマ中でパクったのは、中高生応援サイト「自由にパクろう読書感想文」でしたが、探すとありました。小学生・中学生のための「著作権フリー!!自由に使える読書感想文」 。ここまで中学生日記で大々的に取り上げられるともう使えない?

個人的にも書くときに事前調査でものすごくいい内容のサイトをみつけてしまうと、かえってそこの内容にひきづられないように気をつかってたいへんなんですよね、参考にとどめないと。自分のもモロにパクられてむかついたこともあります。

再放送は22日(土)の10時45分から

『クロサギ』#01プロの詐欺師がそんなことでだまされるんか?

詐欺により家族を失った青年が詐欺師をだます詐欺師になる、という基本設定を聞くとなんかかっこよさそうな気がするけど、実際みた印象は今回のターゲット、融資詐欺師(杉田かおる)のいった一言に集約されています。「はなしがうますぎる。普通あんなガキに2億円もまかせる?」

まったくもってその通りで、二十歳そこそこの若者の単独行動はないだろ。チームをつくるべき。そういいながらだまされる詐欺師も詐欺師で、だまされるポイントが他店の小切手の決済が遅れるというところがワナになっていたけど、詐欺師ならそのぐらいしっとけ。

実際の詐欺はそうそう派手なもんじゃなく、単純なことにころっとだまされるということかもしれないけどちょっとねぇ。全体の雰囲気も妙に暗くてイマイチすかっとせんなあ。

それに「融資詐欺」というのが初回のネタというのはどうよ?役に立つとしたら中小企業関係者ぐらいで一般性に欠ける。もうちょっと一般視聴者への警告になるような詐欺じゃないと。

次回は結婚詐欺のようで今回よりは期待できるでしょうか。

『弁護士のくず』CASE01いやがってるよ・セクハラせん

両極端な性格の二人によるバディもの定番パターン。いいかげんだが優秀な九頭(豊川悦司)と融通きかない武田(伊藤英明)もよく似合っています。九頭があまりにもお見通しすぎているような気もしますが、許容範囲でしょう。

九頭のヘアスタイルやオープニングタイトルバックなど松田優作の『探偵物語』がちょっと入ってる。

クズに武田の名前は真実、セクハラ裁判の原告が矢賀照代(いやがってるよ)で被告が関原仙一(セクハラせん)とキャラクタの名前がわかりやすいのはいかにもコミック原作。
レギュラーで若い女優が星野亜希だけなのがちょっと弱いですが、今回は安めぐみ、次回は三津谷葉子、その次は北川弘美とゲストで勝負のようですね。

だいたい初回のデキで安定していくのではないでしょうか。

『てるてるあした』#1意外性あります

事前情報や黒川智花のキャラクターから考えてけなげなヒロインとそれをやさしく包み込む周囲みたいなドラマを想像していました。

そしたら黒川智花はどうも『ガチバカ』の生徒の流れのようで、イマドキキャラ。元教師のおばあちゃん(草笛光子)も厳しく、予想の裏切られ方がここちよくて楽しめます。

ダブルヒロインの木村多江も、さすがの幸薄さでこれだけ地味なヒロインもめずらしい。
座敷わらし的幽霊の福田真由子は眼力の強さはあいかわらず。金子昇、富士真奈美、大森暁美らの周囲のキャラも立っていて今後の展開が楽しみです。

昨年の同じスタッフによる『雨と夢のあとに』で黒川智花の父親役で幽霊だった沢村一樹は今回は「町出身の有名人」として今回はポスターで登場。なんか最近毎日、沢村一樹を見ているような気がする。月曜が『特命!刑事どん亀』、月~木が『ニコニコ日記』再放送、金曜がこれで、土曜『マチベン』。事務所のオシにしたってここまで集中するか?

『医龍』Karte:01坂口憲二の天才外科医が似合わね~

オープニングの外国での救命医療シーンはこれは資料映像か?それとも『ロング・ラブレター~漂流教室』?を彷彿とさせる感じではやくもずっこっけ気味。
そしてそれを背景に登場した坂口憲二が神の手を持つ天才外科医で稲森いずみが教授を狙う野心家の助教授という設定が「似合わね~」。意外性のあるキャスティングだと思ってはいたけど、ここまでとは…

ということでこれはシリアスなふりをしたコメディとしてみたほうがいいようです。大学病院にいけば小池徹平の研修医は定石以上に役に立たないし、FLIP-FLAPの双子の看護師はなんじゃこれはだし、阿部サダヲの麻酔医は麻酔でラリってるし、池田鉄洋の助手は合コンと接待をうけるのに精を出す。
阿部サダヲは前作『アンフェア』ではものすごくまともな警視庁の管理官役で逆に意外性がありましたが、今回はいつも以上にエキセントリック。そして「猫のホテル」の池田鉄洋もそれに負けないキモさで、朝ドラ『純情きらり』でも同じようなテイストで登場していて、ドラマでもブレイクするのかが期待点。

3ドラマの初回が重なった13日。9時から『7人の女弁護士』を見て、終わってから追っかけ再生で『弁護士のくず』を見て、それが終わって『医龍』にかかりましたが、見る順番は正しかった。『医龍』を見始めて30分ぐらいで眠くなり安らかに寝れました。

『7人の女弁護士』第1話

ものすごく普通のドラマでした。すばらくいいわけでもないけど、つまらないわけでもない。不満は感じないけど見ても数日で忘れてしまいそう。

タイトル通り「7人の女弁護士」、所長の野際陽子、サポート役の柴田理恵、バツイチ子持ちの川島なおみ、関西弁の南野陽子(伊丹出身なのにどうしてあんなに…)、できる女の原沙知絵、とキャラクター分けはここまでうまくいっているけど、3年目の井上和香とヒロインで新人の釈由美子、二人のグラビア出身女優の差別化をどうするかが課題でしょうか。

決めゼリフは法廷で「逃げる場所はありませんよ」だけど、「おいきなさい」とどこが違うんだろう?

『プリマダム』#01

黒木瞳は黒木瞳らしく、中森明菜は中森明菜らしい。なんといっても佳奈(黒木)は夫(古田新太)に「女として終わっている」「オバサンのバレエなんかモスラのバレエぐらいみっともないんだよ!!」といわれてしまうのだ。
年の割には信じられないほど若くて美しい黒木瞳がそういう役を演じるのがあまりのもテレビドラマ的。(テレビドラマ的でないのが『ブスの瞳に恋してる』)
そしてこれまではそれでよかったはずなのに、視聴率は12%台とさえません。

もはや黒木瞳がキャラがあきられてしまったのか…。これまでもてはやされた反動がきてしまったのかもしれませんね。

バレエのできる俳優をそろえた脇役はなかなかいい。特に土井先生役の本職・小林十市、性格のいい感じがでていて好感度アップ。名人・柳家小さんの孫で柳家花緑の兄という変わった出自です。
他がうまい分、中島裕翔があきらかに吹き替えなのがちょっとつらい。

今回の「踊る?ヒット賞」は保険外交員役・高岡早紀の「どうしてわたしのお客さんはすぐ死んじゃうんだろう」ブラックだ。

『純情きらり』第2週「ピアノがやって来た」第8回

次姉・杏子(井川遥)がお見合い、その相手の母親役として山田昌が登場。名古屋を代表する、それはもしかしたら言い過ぎかもしれないけど少なくともNHK名古屋を代表することは間違いない。NHK名古屋放送劇団出身だから(東京では黒柳徹子が同じくNHK放送劇団出身)。

昔は『中学生日記』の母親役でみていたけど、81年に突如、銀河テレビ小説『祈願満願』に主演デビュー。その後は東海テレビの『名古屋嫁入り物語』シリーズの母親役などで活躍。自ら「放送用名古屋弁山田流家元」を名乗る(本来的名古屋弁では聞き苦しいのでアレンジしたもの)。

朝ドラで初めて愛知県が舞台だけに山田昌がでないわけにはいかない。そしてちょい役ということはないはずだから杏子、これは結婚するな。そしてあまり相手がいい感じじゃないので嫁姑問題も含めて苦労しそう。

『ブスの瞳に恋してる』第1話

原作や事前の情報をみるとおさむ(稲垣吾郎)が美幸(村上知子)に一目惚れするのかと思ったら、まずは「おもしろ」で見ると常識的な展開でした。それがいずれは愛に変わるんでしょうけど。

おさむがパーティのネタにするところなどとんでもなく失礼なのはもちろんだけど、それに対する美幸のリアクションも常識的にウェット。ラブコメとしては「ブス」以外に常識はずれのインパクトがないなあ。

おさむがとにかく一目惚れして、マジメに猛アタックするんだけどそれが美幸にとってバカにされているとしか思いようがなく二人がすれ違う、というあたりが期待される展開のような気がします。

ともかく初回は視聴率20%弱と滑り出しは好調。これを維持できるかどうか。

『Happy!』は連ドラ化するのか?

結末は試合には負けるけど、テニスプレイヤーとしてはとりあえず認められるという終わり方でなんとなく消化不良。

気になるのは『タイガー&ドラゴン』『夜王』に続いてスペシャルドラマから連ドラ化するのかどうか。
ダウンタウン浜田がゲストでちょこちょこでていた笑福亭鶴瓶が実は新コーチだったという終わり方も続きがありそう(この二人の名前を見るとスタッフとしては名前がでていないけど八木康夫プロデューサの影を感じる)。

それで連ドラ化してヒットするのか?ですけど、相武紗季主演は勢いあるしいいとして、男優のメインが宮迫博之とKAT-TUN・田口淳之介というのがちょっと弱いか。宮迫は『恋の時間』で黒木瞳の相手役だったけど魅力に欠け、田口淳之介も悪くはないけど、ややオシが弱いような。

相武・田口の人気がさらに盛り上がるのを待って連ドラ化というところでしょうか。

『仮面ライダーカブト』第12話

前回の第11話から脚本、演出とも新スタッフ登場。脚本は平成ライダーシリーズではアギト、555のメインで龍騎、ブレイドでサブ、響鬼では終盤リリーフとして登場の井上敏樹。演出は映画『ガメラ・小さき勇者たち』を終えた田崎竜太。

第11話はいままでの雰囲気を引き継いでいましたが、第3のライダー・ドレイクが登場する今回からはかなり変わっています。ドレイクに変身するメイクアップアーティスト・風間大介は「すべての女性を守るのが仕事」で女性をメイクできれいにしまくり、井上脚本らしいはずすかはずさにかギリギリのギャグ満載。
田崎演出もそれにのって、風間の回りにはバラが舞い、それに対抗して「地球上のあらゆる生き物を守るのがおれの仕事だ。人間からアメンボまで」という天道のバックにはアメンボが……

もっとまじめに本筋を進めようぜ、敵と戦おうぜ

『特命!刑事どん亀』スタートスペシャル

ひそかにものすごく期待していました。怪作であることに。

最初の登場人物紹介エピソードはかなり怪しさ満開でキター、と思ったけど、メインのエピソードになると案外まとも。『水戸黄門』:『刑事!どん亀』=『必殺仕事人』:『ハングマン』の式が成り立つのか、さすがナショナル劇場でそんなことないやろ!とつっこみつつ肩がこらずに楽しめるエンタテイメントになってます。
今回はスタートスペシャルで予算がかかっていることもあるだろうし、予告によると来週は変装にしても敵の外国人にしても怪しさがアップしているようなので期待しましょう。

しかし、これに『水戸黄門』を見ている視聴者層がくいつくかどうか?『こちら本池上署』がパワーダウン気味にしても、同じような路線の別作品の方がよかったんじゃないでしょうか。

ナショナル劇場で西田敏行主演だと89年に『翔んでる!平賀源内』というのがあり、これもちょい怪しく続編はつくられずじまい。西田敏行主演のナショナル劇場だとそうなるのか?

P.S.
ついにあのFF式石油温風機及び石油フラットラジアントヒーター探しCMは終わったようです。

『ウルトラマンメビウス』第1話「運命の出逢い」

冒頭からウルトラの父登場で「ウルトラ兄弟復活」と変身ヒーローの復古路線もここに極まる。
25年(と2週間)ぶりの怪獣再来という設定だからウルトラマン80から話がつづいているようです(80は何年に終わったかをしらべなくてもいいので楽だ)

GUYSのユニフォームは科特隊風のオレンジベース、GUYSのやられた旧メカはビートル風だけど、旧メカの武器はビーム系でなく火薬バンバン、メビウスの人間形ヒビノミライとGUYSの生き残り隊員・アイハラリュウ(仁科克基)がウルトラ5つの誓いを唱和する、それに以前の防衛隊が一度全滅するのはたしか「帰ってきたウルトラマン」の使われなかった初期設定のはずで、第2期ウルトラシリーズを強く意識しているようです。

俳優としてはメビウス・ヒビノミライ役の五十嵐隼士は二枚目だけどほんわかしたキャラで悪くない。びっくりしたのはクゼの母、なんとなく和泉元彌の母を思い起こさせるキャラが林寛子だったこと。吾妻ひでおが泣くぞ。

次は「帰ってきたウルトラマン」の代表的怪獣グドン登場、今回、幼稚園のうさぎを救ったメンツから新GUYSが構成されるようで、これなどはウルトラマンというよりは戦隊シリーズのパターンに近いか。

ところでウルトラの父の声は西岡徳馬、なんとなく長谷川初範(ウルトラマン80だった)に依頼して断られてそうなったのではないかという妄想がわいてくるんですけど、根拠はありません。

『偽りの花園』第1週

東海テレビ昼ドラの大ヒット作『真珠夫人』『牡丹と薔薇』をうんだ中島丈博脚本、期待の新作。

「嵐」シリーズ以来の定番パターンとしては旧華族社会を舞台に展開しますが、今回は網元の娘・美禰子(遠山景織子)と芸者の娘・美琶子(上原さくら)が乳姉妹という和風な世界。
しかし実は美琶子は男爵家の娘で、かつ無茶苦茶エキセントリックな性格で、とやっぱりかの展開が待っているようで、本番はまだまだこれから。

遠山景織子と上原さくらといえば『OLビジュアル系』のヒロイン「メイク美人」桜田門真恵(鈴木紗理奈)のライバル「整形美人」と「整形とメイク合わせ技美人」を思い出します。二人ともなかなかしぶとく女優を続けていますが、このドラマでブレイクできるか注目です。

『渡る世間は鬼ばかり』スタートスペシャル

藤岡琢也病気降板で代役・宇津井健、赤木春恵が舞台に専念は泉ピン子との関係ではないかと場外が話題。

さてどれだけ変わったかを注目してみます。宇津井健については変わったといえば変わった、宇津井健も何をやっても宇津井健そのものというタイプですけど、渡る世間の世界にはなじんでそれほど違和感がありません。赤木春恵がいなくなって沢田雅美が出張ってきたのもいつものパターンであります。

岡倉5姉妹それぞれ、前のシリーズの終わりでは平穏に終わったのに、新シリーズに入るとまたぞろ問題続出になるのもおなじみのパターン。

むしろ変わったのは子どもたちで愛と眞はますます生意気になり、加津はなんか中途半端に成長して魅力なくなってます。おかくらにいる長子の娘、日向子の時代到来か?

率直に言って1回見るとうんざりしてきました。ぼくがうんざりするようなときは橋田脚本は絶好調。『春よ、来い』とか普通に見れてしまうと世間的には不振になるのでこれでよし。超ベテラン健在です。

『柳生十兵衛七番勝負島原の乱』第1回

先週までやっていた昨年のは津本陽原作だけど、今回はそれを元にしたオリジナル作品。
柳生から離れた立場にいる剣豪の十兵衛が江戸幕府の平安のために剣術勝負する基本パターンが変わらず。
変わったのは由比富士太郎(後の由比正雪)役が佐々木蔵之介から和泉元彌にかわったことで怪しさがグレードアップしたような。(由比正雪が引き続きでてくるということは四代家綱になって由比正雪の乱までシリーズは続くのか?)

それと前シリーズは「七番勝負」といいながら全6回だった(第5回で特別ゲストとして千葉真一の宮本武蔵がでてきた)のが、今回はちゃんと7回あります。おかげで安心して見られます。

そしてもう一つ前シリーズとの違い、前は謎の女・実はくノ一のかえで(小沢真珠)がいたのに、このシリーズは女性レギュラーがいないこと。初回をみて女性の出演者っていたか?というぐらいの男くさ~いドラマになっています。

ところでテレビブログのトラックバック先は「柳生柳生十兵衛七番勝負・島原の乱」と柳生が重なっているぞ。

輝く女シリーズ第1弾『たくさんの愛をありがとう』

04年に放送し、松田聖子主演で大ヒットした『たったひとつのたからもの』のスタッフが再集結して制作。実録・難病ものは昔から定番ですが、その原点『愛と死をみつめて』はリメイクされるし、この番組の裏では『さいごの約束』だしと最近特に大はやり、思えばその源流は高視聴率だった『たったひとつのたからもの』のような。

スクールカウンセラーで死期が近いヒロイン、子どもたちのことが気になり痛む左足を切って現場に復帰すると、実話ベースじゃなかったらにわかには納得できない展開です。桃井かおりの熱演もあって見応えがありました。

その上で「死にたくない」と嘆くヒロインは痛切。それを見守る(しかない)夫役の平田満の演技もいい感じでした。

ちなみに視聴率は裏の『さいごの約束』と両方11%台で『たくさんの愛をありがとう』の方が誤差の範囲でいいくらいの共倒れ状態で細木先生にはかなわず。同じ時間にやることはないわな。

報道特別ドラマSP『アースクエイク』

日本テレビでも、通常をつくる制作局ではなく、ニュース担当の報道局が制作。だから位置づけとしたらNHKスペシャルと似たようなものでしょうか。

もっと描くべき内容はたくさんあるだろうし、制作費の関係からか舞台は日本テレビ本社で、全体にチープな感じもありますが、それでもこういうものが地道につくられることに意味があります。

またこれが放送されるのが9月1日でなく1月17日でなく10月23日でもなく4月3日であることに、どうもワンセグ放送の宣伝の匂いがするのも引っかかるんですが、つくられることに意味があるので気にしないようにしましょう。

『中学生日記』新しい世界へのソングブック

新年度第1回で、1年生担任の大須観(高井俊彦)と入学した新1年生がメイン。

大須先生は大阪で教師をやっていたが教員試験を受け直して名古屋に赴任、大阪流のギャグが受けなかったりしてなじめずに悩んでいるのと新一年生の人間関係の不安がリンク。
最後は新一年生たちの替え歌ギャグを力業でバカウケに持ち込んでまずは一件落着。
吉本・大阪の漫才コンビ・ランディーズの高井のキャラをうまくいかしています(相方の中川貴志もゲスト出演)

しかし大須先生が名古屋にやってきたのは、両親が離婚し母親が心配なためついてきたんだけど、その母親が若い男をつくって東京に…
そのファンキーな母親役が金井克子でワンポイント出演。なんかすごいゲストのようなそうでないような。

『純情きらり』第1回

90年以降の朝ドラヒットパターンは子役の人気で勢いをつけて成長したヒロインにもっていくこと(マナカナの『ふたりっ子』が典型)。

『純情きらり』は、ヒロインの幼い頃が『僕と彼女と彼女の生きる道』で人気の美山可恋ちゃんでヒットパターンをねらうかに見えましたが、意外に出だしはノスタルジックでスローな雰囲気とスタートからいきなり全力でいくパターンではなさそう。

朝ドラ・陰の主役のナレーション役はヒロインの死んだ母役の竹下景子。竹下景子は『ぴあの』でもヒロインの死んだ母と姉の二役でした。今回もピアニストを目指し共通点があります。
味噌蔵元の職人頭役の塩見三省は『甘辛しゃん』では酒造りの杜氏役で発酵ものの職人とこれも共通点。
それに朝ドラヒロインは『おはなはん』以来木に登るのが好きで(男社会の壁を乗り越える象徴でしょうか)、今回は木じゃないけど、女はいかんといわれた味噌をつくっている樽に落ちてしまった。

昭和を背景に女の一代記を描く朝ドラ古典パターンをやるにふさわしい既視感に充ち満ちた初回でした。

『世にも奇妙な物語 15周年の特別編』

週一の放送が終わって現在のようなスペシャル版として放送する形態になって15年記念版。

週一放送の時はいろいろな制作会社の競作で、そのためさまざまなスタッフがそれぞれの発想でつくったことにより多様なパターンが生まれましたが、スペシャル版になってからはフジ系の共同テレビだけが制作。さらに最近は同じようなスタッフがつくることが多く、そのため焼き直しみたいな作品が多くなっていました。

ところが今回は脚本についてはなじみのない名前が多く、特に『奥さん屋さん』は「伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞2004スタッフ賞受賞作」と変わったところから持ってきてます。

そのため従来パターンからはずれ気味で全体におもしろくなってました。

個人的お気に入りは『雨の訪問者』。謎の男(岡田義徳)は犯罪者なのかそうでないのか、そこに引っかかっていたらオチは別のところにあったというミスディレクションがうまい。

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